
ハーブとは
薬効のある植物のことを、ハーブと呼んでいます。植物は、自分自身の生存のために様々な化学物質を作り出しています。例えば、花に含まれている色素成分の多くは、昆虫を引き寄せる役割を担ったり、紫外線から自分を守る働きをしています。植物が自分自身のために作り出した成分を使わせてもらっているのが、ハーブなのです。
ハーブと動物たち
動物たちは、自分に必要な植物を本能的に見極める力を持っており、その植物を食べることで体を調整したり、傷を癒したりしています。一説によると、我々の祖先はそんな彼らの行動を観察することで、それぞれの植物が持っている力に気付いたといわれています。動物たちにとって、体のバランスをとるために、また自然治癒力を高めるために、植物の力を借りることはごく自然なことなのです。今のワンちゃんたちは、自分が必要としている植物を自ら選んで口にすることができません。ワンちゃんの代わりにご家族が、ワンちゃんが必要としているハーブを選んであげませんか。
ハーブの作用
ハーブには、非常に多くの成分が含まれているため、それらの成分がバランスよく働きます。よって、1つの症状のみに集中して作用するのではなく、からだ全体に作用することにつながります。
ハーブの作用の大きな特徴は、複数の成分が相乗効果を発揮することです。例えば、ビタミンCの補給によく使われるローズヒップは、一緒に含まれているクエン酸などが体内でのビタミンCの利用効率を高めてくれるので、ビタミンCのみのサプリメントを使うよりも効果が期待できます。このように、自然界はあるものが別のものをサポートするようにできているのです。ちなみに、ワンちゃんは体内でビタミンCを作ることができますが、今のワンちゃんたちは様々なストレスを抱えがちなので、昔より多くビタミンCを消耗しているといわれています。ごはんにローズヒップをプラスするなど、自然な形でビタミンC補給してあげるとよいですね。
また、ハーブは、体と心の両方に同時に効果をもたらしてくれます。ジャーマン・カモミールはワンちゃんにも優しいハーブの1つで、多くのワンちゃんが好きなハーブなのですが、様々な作用をもっています。例えば、胃のケアに使うときは、胃の炎症を鎮めてくれると同時に、炎症が起きていることからくるストレスの解消にも役立ってくれます。
ピーターラビットのお母さんが、ピーターをいたわってカモミールティーをつくってあげたように、ハーブでワンちゃんをいたわってあげましょう。
ハーブって不思議?
同じハーブを、全く反対の症状に用いることがあります。現代の医薬品に慣れている私たちには不思議な気がするかもしれませんが、ハーブは、私たちやワンちゃんの体や心の「バランスを整える」ことで、体や心が正常な状態に戻るのを手助けしてくれるためです。例えば、腸の調子を整える作用をもっているハーブは、便秘と下痢の両方に使えるのです。他のナチュラルケアもそうですが、ハーブの魅力の1つも、やはり「バランス」です。自然なものは、自然と「バランスをとるように働く」ものなのだ、それが「自然」ということなのだ、そう思います。
1つの薬効成分にとらわれすぎるのではなく、体と心でハーブを感じることが大切だと考えます。
こんなときにハーブを
「おなかの調子が悪いのかしら」 「たくさん遊んだから疲れてるみたい」 「ずっと薬を飲んでるから、肝臓のサポートをしたい」 「ワンちゃんに優しいノミやダニ対策がしたい」などなど、そんな時のちょっとしたケアに、ハーブはとっても役に立ちます。それ以外にも、皮膚や耳、お口の中の健康を保つのにも、ハーブは活躍してくれます。人工的なサプリメントの代わりに、ハーブでの栄養補給もオススメです。
いろいろな場面でいろいろな使い方でワンちゃんを優しくケアできるのが、ハーブなのです.。
*すまいり〜*のハーブ
*すまいり〜*では、「できるだけ自然に近い形であること」、そして、「ご家族も一緒にハーブを楽しんでいただけること」を大切にしています。そのため、日常的なケアには、ドライハーブをオススメしています。
〜できるだけ自然に近い形であること〜
植物の成分は単一ではありません。人間が科学的に作りあげたものをはるかに上回る多くの成分、そして未だ科学的には解明されていない成分も含まれています。それらを丸ごと体に取り入れるほうが、自然治癒力を高めることにつながると考えます。
自然の力は優しいだけでなくパワフルでもあります。適切な使用をしなかったり過剰摂取してしまうと、逆効果になり得ることも・・。
なるべく人工的な手を加えない自然な形のハーブのほうが、ワンちゃんに優しく作用してくれます。
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